吹雪に抗わず

 再び音信が途絶えていたので、生存報告も兼ねてここ半月の間の写真をどうぞ。

Ohootuku
流氷に覆われるオホーツク海

 まずは、友人に誘われて知床半島のウトロ側(オホーツク海側)へと行って来た時の物を。
 積雪50センチほどの知床の林を抜けると、彼方まで流氷に覆われたホオーツク海が現れました。友人と「あの一面でバスケのコートくらいあるかな?」と話しつつ、遥かアムール川から流れて来た事に思いを馳せました。

Furepe
フレペの滝

 知床半島ウトロ側の名所の一つ、フレペの滝も見て来ました。中央に見える氷が青味がかったところが滝で、厳冬期にも関わらず、岩盤の間から水が絶え間なく流れ落ちていました。
 実は、一つ上のオホーツク海の写真ですが、この滝の真上辺りから海を見たカットでした。夏場には、この滝の周りの岸壁でウミウやアマツバメなどが営巣するらしいです。

Kumatume
エゾヒグマの爪痕

 午後からは知床五湖を巡るツアーに参加して、ガイドさんの案内の下、雪に覆われた五湖とその周りの林を歩いて来ました。その途中、教えて貰ったトドマツの幹を見上げると、地面から3メートルほどの高さまでエゾヒグマの爪痕が付いていました。
 このトドマツにはヤマブドウが絡み付いていたのですが、ガイドの方曰く、ヤマブドウを食べる為に幹を上がったのだろうとの事でした。ヒグマの力を持ってすれば、ヤマブドウを蔓ごと落とす事くらい容易くできそうですが、わざわざ幹を伝って食べるその姿を想像したら、なんだか可愛く思えました。

Yonko
四湖(よんこ)

 知床五湖には、それぞれ『一湖(いちこ)、二湖(にこ)、、、』と名前が付いており、できれば全て写真に納めたかったのですが、この日の天気は午後から雪で、しかも夜中には吹雪という予報だったので、四湖を撮影した後から雪足が強くなり泣く泣くカメラをしまいました。
 湖という事で、間違いなくトンボは期待できるので、夏にでも再び訪れて残りを写真に納める事にします。

 ガイド中の雪は特に問題なかったのですが、帰りに峠道に差し掛かった時は大粒の雪で視界がほとんど真っ白になり、制限速度50キロの峠道を30キロで登り降りする始末で、生きた心地がしませんでした、、、。幸か不幸か、始終前後には車が一切いなかったので、自分のペースで走る事ができましたが、大雪の夜には峠越えをするものでは無いなと感じた瞬間でした。

Masyuko
凍りついた摩周湖

Kussharoko
凍りついた屈斜路湖

 以前に、摩周湖と屈斜路湖の凍結についてお伝えしましたが、あれから雪が何度か降ったので、様子が一変しました。摩周湖は雪が風で飛ばされて綺麗な斑模様に、屈斜路湖は見渡す限りの雪原です。
 屈斜路湖の方は湖面を歩けるので、厚さ20センチほどの氷の上を試しに歩いて沖まで出ようと試みましたが、岸から10メートルほど歩いた所で足下から「パキキッ、、、」という不穏な音がしたので、慌てて岸に戻りました。

 実は、本日3月1日から約一週間ほど東京に帰省する予定だったのですが、よりによって非常に強い低気圧が現在北上しているため飛行機は全て欠航となり、止むを得ず吹雪の釧路で足止めとなりました、、、。明日は飛んでくれる事を祈るばかりですが、吹雪で空港が閉鎖などとなったら、もうどうしようもないですね。

斜里町 2018年2月17日
弟子屈町 2018年2月26日

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氷点

 屈斜路湖と摩周湖が、ほぼ全面的に結氷したと聞いたので、様子を見に行って来ました。

Lakekussharo

Lakekussharo2
凍りついた屈斜路湖

 まだ薄い氷ではありましたが、広大な屈斜路湖のほとんどが凍りついていました。このまま冷え込みが続けば、2月の中〜下旬頃には成人男性が乗っても割れない程の強度になると思います。

Frostflower

Frost
フロストフラワー

Ice1
波に押されて屋根状になった氷

Ice2
凍結中の水面

Icebubble

Icebubble2
アイスバブル
(湖底から湧いたガスが層状に閉じ込められて凍った状態)

 氷の表面を見てみると、所々にフロストフラワーやアイスバブルらしき物の他、波の力で不思議な形になった氷もあって、面白い世界でした。

Lakemasyu
凍りついた摩周湖

 摩周湖もほぼ全面的に結氷していましたが、地元の方のお話によると結氷するのは珍しく、2年ぶりとの事でした。山の上にある湖なので、すぐ凍りそうにも思えますが、水深が200メートルとかなり深く、湖水全体が冷えるまでに時間がかかるため、通常は中々凍らないそうです。つまりは、それだけ冷え込みが続いたという事になりますね。

弟子屈町 2018年2月3日

<追記>

 以前に『我が家の生物多様性』にて、部屋の片隅でキタテハが越冬中と書きましたが、エルタテハの間違いでした。実にお恥ずかしい限りです・・・。
 なぜ今になってわざわざの報告かと言うと、家のストーブを常に点けて暖気しているため、冬眠から一時的に目覚めてしまいました↓

Erutateha1

Erutateha2_2
我が家で越冬中のエルタテハ

 部屋の中を元気に飛びまわるのは良いのですが、埃が舞落ちて来るので、落ち着いた頃を見計らって涼しい場所に移動させ、再び越冬してもらう事にしました。

自宅 2018年2月3日

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一月は凍(てつ)く

 年が改まってから、一度も更新が無いまま一月を過ごしてしまいましたが、最高気温が氷点下3〜5℃の世界で、なんとか生きています。

Kumagoe
熊越の滝

Masyu
摩周湖

Ice
波氷

Tancyo
タンチョウ

Hoozirooohaku
ホオジロガモ(左)・オオハクチョウ(右)

Bloodmoon
皆既月食(スーパーブルー ブラッドムーン):極大時

 という訳で、一月の間に撮り貯めた写真でも。
 休日は、家に籠らずになるべく外に出てはいるのですが、寒さ厳しい道東での『冬の虫探し』は過酷を極めるので、今のところは雪と氷と鳥を楽しむという状態です。

羅臼町  1月13日:熊越の滝
弟子屈町 1月14日:摩周湖
弟子屈町 1月20日:波氷
網走市  1月21日:タンチョウ・ホオジロガモ・オオハクチョウ
弟子屈町 1月31日:皆既月食

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