一富士 二鳶

あけまして おめでとうございます。
今年も蜻蛉の手帳を宜しくお願い致します。

Tobi
トビ
山梨県南都留郡山中湖村 2016年3月27日

今年も、これまでと変わらずにやっていければなと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

迷彩効果

 トンボのシーズンとしては流石に厳しくなって来たので(ヤゴと越冬トンボは別として)、新規開拓と水鳥観察も兼ねて、まだ足を運んでいなかった地域へと行って来ました。

Yurikamome
ユリカモメ

Ikaruchidori1
イカルチドリ

 訪れた池が海に近かったこともあってか、水際にはカモメ類などの水鳥の姿もあり、その合間を縫う様に小さなイカルチドリが歩き回っていました。

Ikaruchidori2
イカルチドリ

 始終ちょこちょこと歩き回って食べ物を探していたのですが、警戒心が強いのか、こちらの姿に気がついた後に皆で石のそばまで駆けて行き、じっと固まる行動が見られました。
 帰ってから図鑑で調べてみると、石にカムフラージュするための行動とのこと。こうして望遠レンズで拡大してみれば一目瞭然なのですが、肉眼かつ遠目で見るとわかりにくいですし、比べてみると羽の色も地面に似ていますから、少なくとも人の目を欺くには十分です。

Seitakashigi
セイタカシギ

 中には、こんな風変わりなシギも。すらっと細長く赤い脚が特徴的な、その名もセイタカシギです。
 シギ・チドリの仲間というと、素人には見分けが難しいグループという印象があるのですが、今回じっくり観察してみて、不思議かつその可愛い姿と仕草には心惹き付けられる物がありました。

香川県 2016年12月19日

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

流れを前に物思う

 夕方、所用を済ませた後に近所を流れる川を通りかかったところ、川岸に見慣れない鳥がいました。

Goisagi1
ゴイサギ

 その鳥は、こちらのゴイサギ。昨年の冬に都内の水辺で観察しましたが、近所でもその姿を見る事ができるとは思いませんでした。

Goisagi2

 しかも、いた場所というのが都市河川の壁面に開いた別の水路からの流出口。およそ綺麗とは言えない水がごおごおと流れている水路なのですが・・・

Goisagi3

 当のゴイサギは、物思いに耽るかの様に流れ出る水をじっと見つめ、時折素早く首を伸ばして何かを啄んでいました。上からは見えませんでしたが、小魚か水生昆虫か何かが流れて来るのかもしれませんね。都会で暮らす生きものは、一見して人間が見向きもしない物を利用している事があるので、その意外性にはっとさせられます。

東京都 2016年8月2日

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

寝る前の一風呂

 一週間前の事ですが、大学のゼミ仲間と共に富士山五合目にて合宿という名の同窓会をしてきました。

Uso
ウソ♂

Sendaimushi
センダイムシクイ?

Ruribitaki
ルリビタキ♂

 泊まった山荘が鳥観察で有名な所だったのですが、夕暮れ時になると山荘近くの水場に様々な鳥達がやって来て、ねぐら入り前の水浴びをしていました。

Ooaoito
オオアオイトトンボ♀

 五合目の集合が夕方だったので、この日の午前中はトンボ観察に出たのですが、行った先の水辺では羽化したばかりのオオアオイトトンボを発見しました。梅雨に入り、暑い季節が近付いて来ていますね。

山梨県 2016年5月28日

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

人気者ではあるけれど

 東京ではもう桜が満開なのだろうと思いを馳せながら、先日の休日は山梨の桜の状況を確かめつつ、生きものの様子も見て来ました。

Kobuhaku
コブハクチョウとその卵

 コブハクチョウで有名な某湖に着いて湖畔の様子を見たところ、岸辺の枯れヨシを集めて作った巣で、なんとコブハクチョウが卵を温めていました。毎年初夏の頃に、孵った雛の姿が地方新聞に載る程度に有名なのですが、今の時期から子育てを始めているとは知りませんでした。

 そばで地元の方が見守っていらっしゃったのでお話を伺ってみたところ、どうやら30年ほど前に一つの番いを連れて来て以来、その子ども達が少しずつ増えて来て、今は50数羽までになったとの事です。雛そのものは毎年5〜7羽が誕生するらしいのですが、カラスやトビに襲われたり病気になったりする過程で、最終的にその年に産まれた中で無事に成鳥となれるのは1羽いるかどうかだとか。
 卵を温める姿や雛は微笑ましいものではありますが、本来日本には生息していない種ですし(地元の方はそれをご存知なかったですが)、ここには人為的に持ち込まれたという背景があるので、今後の状況を思うと何とも複雑な心境です。

Tobi
トビ

 そんなコブハクチョウの卵を狙って(?)か、トビが風に乗りながらしきりに地面を気にしていました。

Kizi
キジ♂

 湖を離れ、昨年の4月にシオカラトンボの羽化を観察した水域の様子も見てみましたが、流石にヤゴ等の動きはまだありませんでした。
 その代わりと言ってはなんですが、山に沿った道を歩いていると運良くキジに出遭遇。辺りに薮が無い場所だったので、わずかな低木が生えている裏に素早く陣取ると、あとはひたすらこちらの様子を伺っていました。キジは出くわすとすぐに薮に隠れてしまうので、その姿を直にじっくりと観察した事はほとんどありませんでしたが、改めて見ると中々に綺麗な色をしているものですね。

山梨県 2016年3月27日

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

春から冬へ

 一週間前の土曜日に、用があって高尾山に登ってきたのですが、登山者のあまりの多さにゆっくりと自然を楽しむ余裕も無い中、暖かな登山道に咲いていた早春を告げる花を、辛うじて楽しむ事ができました。

Yamaruri_2
ヤマルリソウ

 それから一週間経った木曜日の夜の事。残業の合間にふと窓の外を見ると、雪が深々と降っており、明くる金曜日と土曜日の早朝まで降り続けて、季節は冬へと逆戻りしてしまいました。
 連日の陽気で、土日には動き始めた虫が少しは見られるかと期待していたのですが、雪が降ってはどうしようもないので、この日は野鳥観察に移行しました。

Kogara
コガラ

 野鳥観察ができる場所に着いてカメラをセットすると、早速コガラやシジュウカラが姿を現しました。コガラの喉の黒い模様ですが、図鑑で紹介されている通り、確かにあご髭のように見えます。右端に微妙に写り込んでいるシジュウカラはネクタイと例えられますが、比べてみるとだいぶ違いますね。

Kotori
餌を探す小鳥たち

 コガラやシジュウカラ、ヤマガラが飛び回る梢の下では、スズメやカワラヒワ、アトリが入り交じって、地面で餌を探していました。

Kizibato
雪の中でも熱々なキジバト

 自然観察を楽しみにしていた休日の雪で、少々残念な気分ではありましたが、一時間ほど小鳥たちの可愛い仕草を眺めたお蔭で、その気分も連日の残業の疲れも気がついたら消えていました。

山梨県東部 2016年3月12日

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

解けない雪

 2週間前の雪がいまだに全然解けませんが、寒さが少しだけ和らいだので、観察に出て来ました。

Hayasi

 手始めに、越冬中のホソミオツネントンボ探しの続きでもしようかと、前々から気になっている林に行ってみたのですが、着いた途端に「うん、無理!」の一言。しかし、折角来たので40センチの雪を掻き分けて林内で30分ほど探しまわってから、収穫も無く現場を後にしました。

Kanmuri
カンムリカイツブリ

 移動途中、水鳥の様子を見てみたところ、カンムリカイツブリがいつもより岸寄りにいたので、手持ちの望遠レンズでもそれとわかる写真がやっと撮れました。この日はかなりの数が集まっていたようで、レンズ越しに数えてみたら60羽以上はいたようでした。

Hoozirogamo
ホオジロガモ♂

 もう一種、嬉しい出会いとなったのがホオジロガモです。1羽だけで、しかも頻繁に潜水を繰り返していたので、その姿をじっくり見る事が中々できませんでしたが、シンプルな配色ながらも一度見たら忘れない柄ですね。

Zyoubitaki
ジョウビタキ♂

Mutuboshisp
ムツボシオニグモ属の一種(幼体)

 寒さに耐えながら雪を掻き分けていると、ふと雪上の黒い点に目がとまり、よく見たらなんとクモでした。凍え死んでいるのかと思いきや、指で突くと動いたので、一先ず写真を撮って大学時代の学友に問い合わせてみたところ、ムツボシオニグモ属の一種の幼体という回答を貰いました。
 なんでも、冬場でも陽射しがあって気温の高い日には雪上でも活動するクモがいるのだとか。最初は何かの偶然で落ちたのかと思いましたが、多様な生態に満ちあふれたクモ界の事ですから、雪の上を歩くクモがいてもおかしくはないのかもしれません。
 冬場の観察は、生きものの普段とは違った姿を見る事ができるという点で、面白いですね。

山梨県 2016年1月31日

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

ダウンを纏っていても

 先週に雪が降ってから好天が続きましたが、その間に雪が解けることもなく、寒い日が続いています。土日は特に冷え込み、洗濯物を干そうとベランダに出ようとしたら、ガラス戸が凍りついて開かないという始末・・・。そんな気温ではありましたが、とりあえずは観察に出てみました。

Kobuhaku
昼寝中のコブハクチョウ

Kizibato
昼寝中のキジバト

 家から出て道路を車で走るのまでは良かったのですが、観察地では誰かが雪かきをしてくれているわけでもなく、氷点下の風と40センチの積雪により、観察を続行する心が折れました。この様な日でも、鳥達は忙しく餌を探したりしていますが、時折見せる寒そうな姿には、共感せずにはいられませんでした。

山梨県東部 2016年1月24日

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

シベリアからの旅

 週明けの月曜日。夜中から降り続いた雪が40センチとなり、職場からも自宅待機命令が出たので、珍しく昼間に更新です。

 今週の土日も、越冬トンボおよび昆虫の観察です。今回はもう少し近場で探索を行う事にしたのですが、その前に、水鳥の方で新たな顔が入っていないか確認に行って来ました。

Kawaaisa
カワアイサの群れ

 運転の途中、水面上に白い鳥の群れが見えたので、ミコアイサの大群か! と思ってすぐさま車を止めて望遠レンズで覗いてみれば、カワアイサの群れでした。写真外にも相当数がおり、全体で50〜60羽はいたかもしれません。繁殖地がシベリアとの事なので、遠路遥々ご苦労様です。

Hidorigamo
ヒドリガモのつがい

Kawau
羽を乾かしているカワウ

 今年は水鳥の飛来数が少ないそうなので、気がついた時にでも様子を見に行って、気長に待つ事とします。 

山梨県東部 2016年1月16日

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

湖上のパンダ

 仕事初めからいきなりの3連休で、正月ボケが戻らないか心配ですが、まずは肩慣らしという事で冬の水鳥の様子を見に行きました。

Yadorigi
ヤドリギ

 水辺の樹々を見上げると、ヤドリギに実が成っていました。もうしばらくすると、この実を目当てにレンジャク類がやって来るらしいので、それを楽しみに待つ事としましょう。

Hooziro
ホオジロ♂

Kanmuri
カンムリカイツブリと思われる群れ

Mikoaisa
ミコアイサ♂

 肝心の水鳥ですが、多くは岸から離れた沖合を漂っていたので、私の望遠レンズでは何となく種がわかるかな・・・? というレベルの物しか撮れませんでした(しかもトリミングして)。それでも、『パンダガモ』の通称を持つミコアイサのオスを遠目には見る事ができたので、飛来数が増える頃を見計らって、また訪れたいものです。

 山梨でもしばらくは暖かい日が続いたのですが、12日の朝方からついてに雪が降り始め、仕事を終えた頃には1センチほど積もっていました。例に寄って雪道の運転経験が無いもので、しばらくは気をつけたいものです。

山梨県 2016年1月9日

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

カエル・イモリ | チョウ・ガ | トンボ | 昆虫 | 景色 | 植物 | |