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晴れ待ち

 朝方、ふっと目が覚めたので外の音に耳をすませれば、屋根や樹々を打つ雨の音。「今日も雨か、、、」と、二度寝したその2時間後に目覚めれば、雨の止んだ雲の切れ間から青空が覗いています。
 これは逃すまいと、急いで準備して前から気になっていた沼に足を運びました。

Shiroobihimehikage
シロオビヒメヒカゲ

 沼へと向かう草深い道すがら、目の前をチラチラと飛び回るジャノメチョウをよく見ると、どうも見慣れない模様の種類です。案の定、北海道にしか分布していないシロオビヒメヒカゲでした。
 目的違いとは言え、これは幸先が良いです。

Kitaito
キタイトトンボ :カの一種を捕食

 水辺に到着すると、そこはキタイトトンボ&ルリイトトンボとヨツボシトンボのお祭り騒ぎでした。イトトンボ類が沢山いるという事なので、他にも止水性のトンボが何かしらいるのが期待できそうです。
 という訳で、岸辺を見ながら進むと、オオルリボシヤンマの抜け殻が。

Ooruribosi1
オオルリボシヤンマ♂:定位

 と思いきや、次の瞬間にはぴくりと動いたので、なんと羽化に向けて定位中でした。朝方の天気が悪かったとは言え、この時点での時間は正午過ぎ! 晴れ間を待っていたのだとしても、これからの羽化とは予想外でしたが、運が良いので観察を開始しました。

Ooruriboshi15

Ooruribosi2

Ooruribosi3
オオルリボシヤンマ♂:羽化

 定位の確認から約20分後には羽化を開始して、あれよあれよと言う間に全体が出て、翅の伸長まで至りました。大型種なので、もう少しゆっくりなのかと思っていたのですが、ここまでは意外に早いものです。飛び立つまで見届けようかと思ったのですが、雨上がりのしかも北海道なので7月と言えども水が冷たい!

Ooruribosi4

 羽化の環境は一見ごちゃっとしていますが、実は池の中。例によって、岸辺にできた腐食植物を土台にした半浮き島です。丁度腰の辺りまで水に浸かっている姿勢での観察だったので、結構冷えました、、、。

弟子屈町 2018年7月8日

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