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早春の集会

Snow
4月7日の自宅付近

 全国的に春めいて来ましたが、4月上旬の北海道はと言うと、こんな景色です。いや〜、、、流石は北海道。「夏タイヤへの交換は、5月の連休が明けるまで待て」と地元の方から聞いていましたが、本当にその通りです。しかし、日中の気温が10℃近くまでにはなって来たので、翌日にはあっという間に融けてしまいました。

Loggingroad

 それから約一週間。雪もすっかり融けた頃、前から気になっていた林道へと初めて行って来ました。

Ezoengosaku
エゾエンゴサク

 ふと足下を見れば、早春の北海道を代表するエゾエンゴサクの一番手が、可憐に咲いていました。綺麗な青色も然ることながら、この佇まいがなんともかわいらしい!

Erutateha1
エルタテハ

 道端にはエルタテハの賑やかな集会が。何事かとその下をよく見ると、タヌキの糞がありました、、、。フンコロガシ類もそうですが、糞に集まる昆虫って綺麗な種類が多いですよね。まあ、彼らにとってはご馳走なのでしょうが。

Erutateha2

Erutateha3

 こちらでも別の集会が。ここの集会は少しお洒落で、切り倒されたケヤマハンノキの樹液を舐めているようでした。花が数えるほどしか無いこの時期に、よくぞ嗅ぎ付けて来るものですね。
 材がやたらと赤いので、発酵でもしているのかと思ったのですが、ケヤマハンノキは切ってからしばらく経つと材が真っ赤になるそうです。

Erutateha4

 この時期は、人間界でも総会やら歓迎会やら集会が何かと多い時期なので、妙に親近感が湧いてしまいました。越冬明けの、遅めの新年会というところでしょうか。

 やたらとエルタテハに遭遇しましたが、本当の目的はムカシトンボの上陸幼虫(もしくは雪上歩行)。今回の林道での採集例が古い記録にあったので、様子見で来てはみたのですが、林道の奥にあった残雪は獣の足跡だらけで、おまけにエゾヒグマの目撃例が先日出たばかり。という訳で、雰囲気だけも感じて深追いするのは止めました。クマさん方の集会のご馳走になる訳にはいきませんからね。

弟子屈町 2018年4月17日

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コメント

種が限られるにしても やっぱ北海道は現象が一桁上って感じですね〜。
こちらの消えつつあるジロボウエンゴサクはもう種をつけていますが エゾエンゴサク 綺麗ですね。

投稿: 辺蟲憐 | 2018年4月18日 (水) 23時02分

こちらは、ようやくフクジュソウが終わりかけて来たところで、東京都と比べるとやはり1ヶ月半遅いみたいです(それでも例年より早いそうですが)
エゾエンゴサクは、枯葉の中からポツリと青い姿を覗かせる姿がとても綺麗でした。

投稿: けい | 2018年4月23日 (月) 20時29分

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