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黒雁行

 11月に入り、既に最低気温が連日−10℃前後の日々となりましたが、何とか生きています。日本海側ほどでは無いにしても、一晩で10センチくらい雪が積もる事もあり、これが東京だったら大混乱だろうなと感じつつ、朝一で車の雪を降ろす今日この頃です。
 今回は、道東在住の専門学校時代の友人に誘われて、鳥の観察会に行って来ました。

Kitakitune
キタキツネ

 海沿いに向かって車を走らせる事、約2時間。途中で友人と合流し、観察会を行う場所に着くと、防波堤上からキタキツネが何とも凛々しい姿で出迎えてくれました。

Kokugan1
移動するコクガン

 今回の観察会のメインはコクガンとユキホオジロ。どちらも珍しい鳥との事で、特にコクガンについてはアジアおよび日本国内では最大の集結地らしく、現地在住の鳥類研究者の方からレクチャーを受けながら、海風が吹き荒ぶ中、観察ポイントまで向かいました。

Kokugan2

Kokugan3

 遠く水面を漂うコクガンの群れを前に、体感温度おそらく−10℃と思われる環境で、手足を動かしたりして暖を取り、居合わせた方々と会話もしつつ待つ事しばらく。夕闇が迫る頃に、突如としてコクガンの群れが舞い上がり、雁行(がんこう:ガンが編隊を組みながら移動する事)を次々と繰り広げていきました。このコクガンの雁行を見る事ができるのも、おそらく今回の観察地だけだそうです。
 ユキホオジロについては、この雁行の直前に近くの草地に現れたのですが、飛ぶ姿が名前の如く雪が舞う様でした。

Sunset

 寒さの面では少々過酷な一時でしたが、道東に来なければ一生見る事も無かったであろう鳥達を間近に観察する事ができ、貴重な経験となりました。

 雪のため、トンボ観察は翌年の5月頃までお休みとなりますが、冬の間はなるべく家には閉じ篭らずに、冬の渡り鳥や景色でも楽しみながら過ごそうかと思います。

道東某所 2017年11月25日

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