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睨み合い

 今期は残念ながらムカシトンボの羽化をちゃんと観察できていませんが、気が付けばぼちぼち産卵も始まっている事だろうと思い、永らく後回しにしていた産卵風景を観察するべく、数年前に訪れた場所に足を運びました。

Nihonkanahebi
ニホンカナヘビ

 現場に付いて上から沢を覗き込むと、遠目にムカシトンボらしき影が移動するのが見えたので、通りそうな場所近くの岩に腰掛け、日光浴をするニホンカナヘビを横目に到来を待ちました。

Mukasi1
ムカシトンボ♂:パトロール飛翔

 しばらくすると、ムカシトンボのオスがふっと現れ、沢沿いの茂みを覗き込むようにパトロールを始めました。私が腰掛けていた目の前を通り過ぎるとき、やはり異質な存在(私)が気になったのか、数秒間ホバリングしつつ銀色の目でこちらを睨みつける場面も・・・。

Mukasi2
ムカシトンボ♀:産卵

 そしてその後、オス達のパトロールがふっと途絶えるのと同時に、どこからともなくメスが現れ、目の前の岩場に茂っていたジャゴケで産卵を始めてくれました。噂に違わず敏感で、こちらの一挙手一投足に直ぐさま反応して飛んでしまうので、写真は撮れたものの、まだまだ辛抱が足りないなぁと痛感しました。
 個人での観察ではやや不振気味でしたが、今回についてはムカシトンボの歩調を辛うじて捉える事ができて、一安心です。

神奈川県 2017年4月30日

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