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赤系

 ナニワトンボとの初の出会いを果たした後、少し離れた所にある海にやや近い水域へと向かいました。

Mayutate
マユタテアカネ:交尾

Tairiku
タイリクアカネ♂

 ここでは時間的な関係か、トンボはほとんど見られませんでしたが、マユタテアカネに加えてタイリクアカネがわずかにいました。このタイリクアカネの分布も不思議で、北海道と近畿地方より西の地域でしか見られず、関東地方周辺は空白地帯となっているため、地元ではお目にかかれないトンボでした。

Benishizimi
ベニシジミ

Mozu
モズ♂

Kaki
カキ

 やや傾きかけた陽の中で、鈴なりのカキやベニシジミの橙色が眩しく、見晴らしの良い鉄棒の上ではモズのオスが縄張り宣言をしていたりと、秋らしい風景に満ちていました。見返してみると、被写体の生きもの全部が秋を感じる赤系ですね。

香川県 2016年10月14日

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青い赤とんぼ

 2回目の休日は、前回オオキトンボを確認したのに気を良くし、『青い赤トンボ』こと、ナニワトンボの探索に行って来ました。
 ナニワトンボの生息環境について図鑑や文献を見ると、「周辺が樹々に囲まれ、秋に水を落として水際に土が露出する池」とあり、前回のように当て所も無く溜池をまわるというよりも、かなりピンポイントで探さなければなりません。なので、トンボ屋の先輩方からも情報を頂きつつ、職場にいる地元の方からも、似た環境があるかお聞きして探索に乗り出しました。

Beni1
ベニトンボ♂

 目星を付けた溜池に降り立つと、陽当たりの良い水際でピンク色が鮮やかなベニトンボが出迎えてくれました。

Beni2
ベニトンボ♀

 オスは水際で始終縄張り争いを繰り広げていましたが、メスはというと、水際から少し離れた林縁などにひっそりと止まっていました。古い記録だと、香川県には分布していない事になっているのですが、今回見た個体数などの感じでは、全域に普通に分布しているような印象を受けました。あまり短絡的に言いたくはありませんが、これも偏に温暖化の影響なのでしょうか。

Pond

 ベニトンボを追いかけつつ水際を進んで行くと、中々良い雰囲気の場所にたどり着きました。一見すると、ナニワトンボの生息環境と類似しています。

Ooaoito
オオアオイトトンボ:連結帯

 足下に目を向ければ、日影気味の水域ではお馴染みのオオアオイトトンボが。そして、ちょっと離れた枝先に目を向けると、そこには、、、!

Naniwa1
ナニワトンボ♂

 まさかの、ナニワトンボです。その姿が目に飛び込んだ瞬間、「こんなに青いんだ、、、」と、思わず独り言が出てしまいました。赤トンボだとはわかっていても、らしからぬ綺麗な青色です。
 このナニワトンボ、青いという事以外にも分布地域が近畿、中国、四国地方と限定されているため、関東地方ではまずお目にかかる事ができず、しかも日本特産種という事もあって一度は見ておきたいトンボでした。

Naniwa2
ナニワトンボ:交尾

 幸運にも、この日は交尾中のペアも確認できました。このまま産卵も、と思ったのですが、この後樹上へと場所を移してしまい、一向に降りて来る気配が無かったので持ち越しです。
 一先ずは、目標としていたナニワトンボとオオキトンボの姿を見る事ができたので、今後は交尾や産卵等の更なる生態に迫りつつ、可能であれば迷トンボ等も押さえたいところです。

香川県 2016年10月14日

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日暮れ前の一時

 仕事が終わった後、職場前の草地にふと目を向けると、ヤマトシジミ達が翅を休めていました。

Yamato1
ヤマトシジミ

Yamato2

Yamato3

 わずか2メートルの範囲に、10個体近くが集まって眠りに就いていました。日中は猫の額ほどの草地としか思っていませんでしたが、そんな草地でも、生きものにとっては大事な空間であると感じた日暮れ前の一時でした。

香川県 2016年10月13日

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色々な同居人

 うどん県から2回目の更新です。
 借りているアパートの部屋に、ニホンヤモリとアシダカグモとカネタタキが時々歩き回っていますが、私は元気です。

Kususan
職場の出入り口にいたクスサン

Neko
打ち合わせ先にいたネコ

Sunset
瀬戸内海に沈む夕日

KAGAWA YiFiの接続が30分毎にリフレッシュされるので、慣れるまでは文章が少なめになるかもしれませんが、ご了承下さい。

香川県 2016年10月10・11日

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うどん県から

 うどん県から、うどん電波を発するKAGAWA YiFiを用いてお送り致します(詳しくはKAGAWA YiFiのロゴをご覧下さい)

 10月から香川県に拠点を移してから早くも一週間が経ち、生活や仕事にも少しずつ慣れて来ました。そして、仕事の合間に頭をよぎるのは、四国に広がる無数の溜池・・・! というわけで、最初の休日は溜池巡りに繰り出してきました。

 出発前に、書店で買ったばかりの地図を眺めれば、どこもかしこも溜池ばかり。どこから行こうか非常に迷いますが、カーナビも頼りにしつつ、護岸化されていなさそうな溜池を一つ一つ巡る事にしました。しかし、このご時世で護岸化されていない池など、そう簡単には見つかりません。不発に当たること約6個目、例によって護岸化されてはいるものの、ヒシに覆われた良い雰囲気の溜池に辿り着きました。

Taiwan1
タイワンウチワヤンマ♂:アブを捕食

Taiwan2
タイワンウチワヤンマ♀

Aomon
アオモンイトトンボ:交尾

 そこには、西日本ではお馴染みのタイワンウチワヤンマが忙しく飛び回っており、ここが関東とは違うということを改めて実感させられました。ほとんどは縄張り争いをしていたオスでしたが、わずかに見られたメスの内の1個体は何があったのか、腹部と翅に蜘蛛の糸が絡み付いていました(それでも普通に飛んでいましたが)。

 そして、計らずも幸運な出会いとなったのが、こちら!

Ooki1
オオキトンボ♂

 香川の地での第一回目の観察で、オオキトンボとのまさかの出会いとなりました。発見時、ショウジョウトンボの未熟個体かな、と一瞬思ったのですが、よく見ればオレンジ色が強い上に体格も違うので、全くの別物です。
 改めて環境を見渡してみて、こんな感じの溜池で良いのか? と驚くと共に、帰ってから図鑑を読み返して、その現存産地の少なさとRDLランクの高さに再び驚く始末でした。

Ooki2_2

 前回の記事の末尾で、ナニワトンボかオオキトンボが見れたら・・・、と書いていましたが、こんなにも早く目標の一つに辿り着けるとは予想外でした。溜池の数が多いので、少しずつ足で稼ごうかと思案していましたが、これは本腰を入れて探索に乗り出さなければならないようです。

と、言う訳で、うどん県でもこれまでと変わらずやって参ります。

香川県 2016年10月4日

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