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原始の生息地

 前回からの続きです。
 オナガサナエのホバリングを観察したあと、kojeeeさんが秘密の水域へと案内して下さいました。その水域というのが、話を聞けば聞くほど不思議な環境で、まさかそんなトンボが?? と、一瞬疑ってしまうような場所なのですが、現場に付いていざ探索してみると、

Katori1

Katori2
カトリヤンマ♀:羽化

 教えられた先に目を向けてみれば、羽化を終えたカトリヤンマが初々しい翅を煌めかせていました。昨年に、山梨で泥に塗れた産卵中のメスを見てからほぼ一年ぶりの出会いですが、羽化直後の初々しい姿もやはり良いものです。

Hosomiotu1

Hosomiotu2
ホソミオツネントンボ♀:羽化

 ここで合わせて見る事ができたのが、越冬で有名なホソミオツネントンボ。一年を通して散々見て来た姿ではありますが、羽化を終えたばかりの個体を見ると、実に新鮮な気持ちになります。

Ookamakiri
オオカマキリ♂

 ここで確認されたトンボは、通常だと水田に生息している種が多かったのですが、実際の景観は水田とは全く異なる物でした。しかし、水環境は水田と通じる面があり、日本の大地に水田稲作が広がる前は、こういった環境にホソミオツネントンボやカトリヤンマ、アキアカネなどの、水田ではお馴染みのトンボが生息していた原始の生息環境なのかもしれません。

東京都 2016年8月15日

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