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オフの日

 前回からの続きです。
 一つ目の水域でのハッチョウトンボは空振りでしたが、次に訪れた水域では一先ず発見する事ができました。

Hachyou1
ハッチョウトンボ♂

 しかし、発見できたのはこの個体のみで他には全く見当たらず、既に収束していたようです。交尾行動等は午前中という事なので、間に合うように行ったものの少々残念な結果ではありました。

Hacyou2

 今年の6月に掲載した写真では大きさが今一わかりづらい物でしたので、今回は比較になる写真を。赤い矢印を付けた草先の部分が1ミリ相当なのですが、ハッチョウトンボの小ささ(約2センチ)が何となくおわかり頂けるでしょうか?

Kiito1_2

Kiito2
キイトトンボ:産卵

 ハッチョウトンボの止まる場所から目線を更に下げると、水面ではキイトトンボ達が産卵の真っ最中でした。写っている2組の周辺にもあと2〜3組ほどいたので、こちらの活動の時間帯には合わせる事ができたようです。

Onaga1
オナガサナエ♀

 ハッチョウトンボとキイトトンボを一頻り観察し、さあ帰るか、と道を戻りかけた時、枯れ草の先になんとオナガサナエのメスが止まっていました。川はかなり離れた所にあるため、予想外の遭遇に一瞬自分の目を疑ったほどです。

Onaga2

 オナガサナエといえば、この時期の河原では陣取っている姿をよく見かけますが、そちらは基本的にオスで、メスはというと、発生水域から相当離れた場所で発見される事もあるらしく、普段はどこでどのように過ごしているのかよくわかっていないそうです。まあ、これがいわゆるオナガサナエ♀のオフの日の姿という事になりましょうか。
 また、縄張りを張っているオスは人が近付こう物ならすぐに逃げてしまいますが、このメスはとても大人しく、何度カメラを近づけても全く動じませんでした。それどころか、試しに指で顔に触れて見ると、逃げる事も無く「なによ〜」とばかりに脚で顔を拭く始末。大人しいを通り越して、肝が据わっているという表現の方が正確かもしれません。
 目当ての一つとしていたハッチョウトンボの観察はやや不完全でしたが、思わぬ結果が得られたので文句無しです。

長野県 2016年8月8日

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