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雲か霧か

Kumokiri
クモキリソウ

 昨年の7月頃に、職場の近くを散策していたところクモキリソウ(漢字では「雲切草」* です)を発見したのですが、発見時には花期が過ぎて茎と葉だけが残されていました。それから一年、5月に入ってから週に一回は状況を確認し続け、とうとう今週になってようやく花が咲きました。一年待っただけあって、喜びも一入です。

山梨県 2016年6月15日

* 追記:参考文献によっては「蜘蛛切草」「蜘蛛散草」「雲霧草」など、色々あるようです。

Kumokiri2

 一週間後の6月24日。花の数が増えました。

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果てしなきリベンジ

 先週の土日に、蝶屋の先輩に新潟へ強制連行されたばかりですが、今週の日曜日にも昨年の山梨でのアサマシジミのリベンジと称して乗り込んで来たので、またもや駆り出されて終日ドライバーを担当しました。

Ayame_2
アヤメ

Asama
アサマシジミ♂

 結果はと言うと、まあまあな数が見れたようではありましたが、一番期待していた場所でゼロだったので、「また来る! 雨でも来る!!」という不穏なコメントを残して帰って行きました。

山梨県 2016年6月12日

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スコリアの恵み

Tatunami
タツナミソウ

 先日の土曜日は、少し遠出をして県外のとある水域へと足を運んで来ました。今回の目当てはアオサナエとホンサナエです。今年はまだどちらも見ていなかったのですが、初めて行く場所だったので、現地へ着いてからも時期を外していたらどうしようと不安を抱きつつ、タツナミソウの咲き乱れる道を歩いてポイントへと向かいました。

Aosanae1
アオサナエ♂

 着いて早々、目の前に目当てのアオサナエが着地しました。「良かった・・・」という言葉が口から漏れつつ、眩しい緑色の姿にしばし時間を忘れてシャッターを切りました。

Aosanae2

 観察地の環境が砂地だったので下からの照り返しもあって暑く、アオサナエ達のオベリスク姿勢が凄まじい角度でした。

Honsanae1

Honsanae2
ホンサナエ♂

 数は少なかったのですが、目当てのもう一種であったホンサナエにも無事出会えました。特にこの個体はサービスが良かったので、距離にして20センチ以内までカメラを近づけても逃げず、お蔭さまで広角撮影も叶いました。ただし、砂質が砕けた火山岩(スコリア)のためギザギザしており、広角撮影のため腹這いになって肘でにじり寄ったら肘が傷だらけになってしまいましたが・・・。
 沖合にはボートに乗った釣り人さん大勢が釣りに興じていたのですが、胴長姿で砂浜に這いつくばる姿は、さぞ不審者に見えた事でしょう。

Yamaboushi
ヤマボウシ

Harabiro
ハラビロトンボ♀

 帰り際、家の近所の水域の様子も見たところ、初々しいハラビロトンボがいました。しばらくは雨がちの天気になりますが、雨も上手く利用して羽化の観察も行いたい今日この頃です。

神奈川県・山梨県 2016年6月11日

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地面の代弁者

Niwa
ニワハンミョウ

 雨上がりの昼休み、職場の近くを散策していたところ、路面上でニワハンミョウを見つけました。どんなところでも細々と命を繋いでいるのだなぁと、本当に感心します。ハンミョウの仲間というと、裸地や河川敷、河口の砂地といった環境に生息しているようですが、幼虫が地面に穴を掘って生活しているため、舗装されてしまうと途端に個体数が減少するそうです。
 今は山の中でも舗装道路が通っている時代ですし、私も日々の生活で車と道路にはお世話になっていますから偉そうな事は言えませんが、どこもかしこも舗装してしまうと、こういった小さな昆虫が知らない内に姿を消してしまうのだなと思った一時でした。

山梨県 2016年6月8日

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小ささ一位・かわいさ百倍

 新潟での活動を終えた後は先輩の知人を頼って長野で一泊し、翌日の日曜日は嫌々付き合ってくれたお礼という事で、長野県内のとある水域へと連れて行って頂きました。

Sarasa
サラサヤンマ♀

 着いて早々、目を向けた草の先にはなんとサラサヤンマのメスがとまっていました。湿地環境だったので別のトンボの登場に期待していたのですが、これも湿地性のトンボですから、予想範囲内とは言え嬉しい出会いです。もしかしたらオスがホバリングでもしていないかと全体を見てまわったのですが、見れたのはこれ一個体だけでした。

Haccyou
ハッチョウトンボ♂

 そして、期待していたトンボというのがこちら、ハッチョウトンボです。正直発生しているとは思わなかったのですが、湿地に繁茂するミズゴケの上でよく目立つ赤く小さい姿を見つけた時は、本当に心がときめきました。
 ハッチョウトンボの姿は、いつもお世話になっている文一総合出版の『日本のトンボ』の表紙に原寸大の写真があるのでお馴染みではあったのですが、今回初めてその姿を見て、その小ささには改めて驚かされました。やはり写真と実物は違いますね。
 サイズ的には一円玉と同程度なので、日本国内のトンボでは最小かつ世界的に見ても最小クラスに入るため、実にかわいいトンボでした。上からのアングルでの撮影しかできなかったので、その小ささが伝わらないのが残念ではありますが・・・。

Kosanae
コサナエ♂

 先輩からは以前より、『トンボ屋のくせにハッチョウトンボも見た事ないのか〜』と、さんざんコケにされて来ていたのですが、奇しくもその先輩のお蔭で一目標が達成できました。
 発生状況としてはまだ出始めだったようなので、もう少しだけ季節が進んだら、改めて訪れたいと思います。

長野県 2016年6月5日

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越後の地で尾瀬と蝦夷

 先日の夜のこと、仕事を終えて家でゆっくりしていると、大学時代の蝶屋の先輩から招集連絡があり、内容はというと「土日に採集に行くんだが、現地は熊がマジで多いから面子合わせとして来いや!」というものでした。最初は「嫌です!!」と断りかけたのですが、色々とお世話になっている分、ここで断って熊にでも食われた日には枕元に出かねないので、渋々お伴をしてきました。
 行き先は新潟県の某所で、金曜日の夜に集合して、先輩の運転のもと夜通し車を走らせて道の駅で車中泊し、早朝に現地入りしました。

Ozeito1
オゼイトトンボ♂

 先輩が目当ての蝶を追いかけている間、私も手伝いで蝶を探しつつ歩いていると、一角に雪解け水が溜まってできたと思われる池を発見。淡い期待を抱きつつ覗いてみると、オゼイトトンボがちらちらと飛んでいました。

Ozeito2

Ozeito3
オゼイトトンボ:交尾

 今回はトンボ無しで、始終手伝いに徹するのかなと思っていたところの出会いだったので、嬉しい限りでした。

Ezoito
エゾイトトンボ

 幾つか写真を撮って、帰ってから念のため一つ一つをチェックしてみたら、エゾイトトンボも写っていました。何となく雰囲気が違うのがいる程度にしか感じていませんでしたが、両種共に数年前に一度しか見た事がなく馴染みが薄かったので、念のため確認して良かったです。水面にある白い物体はクロサンショウウオ(?)の古い卵塊で、オスが産卵を促そうと着地の先導を何度も試みていましたが、肝心のメスは嫌がって着地を拒んでいるという一幕です。

Taniutugi
タニウツギ

Himesyaga
ヒメシャガ

 先輩の方はというと、目当ての蝶がそこそこ採れたと喜んでいたので、私自身も副産物を得られた分、付いて来た甲斐がありました。

新潟県 2016年6月4日

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寝る前の一風呂

 一週間前の事ですが、大学のゼミ仲間と共に富士山五合目にて合宿という名の同窓会をしてきました。

Uso
ウソ♂

Sendaimushi
センダイムシクイ?

Ruribitaki
ルリビタキ♂

 泊まった山荘が鳥観察で有名な所だったのですが、夕暮れ時になると山荘近くの水場に様々な鳥達がやって来て、ねぐら入り前の水浴びをしていました。

Ooaoito
オオアオイトトンボ♀

 五合目の集合が夕方だったので、この日の午前中はトンボ観察に出たのですが、行った先の水辺では羽化したばかりのオオアオイトトンボを発見しました。梅雨に入り、暑い季節が近付いて来ていますね。

山梨県 2016年5月28日

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