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人気者ではあるけれど

 東京ではもう桜が満開なのだろうと思いを馳せながら、先日の休日は山梨の桜の状況を確かめつつ、生きものの様子も見て来ました。

Kobuhaku
コブハクチョウとその卵

 コブハクチョウで有名な某湖に着いて湖畔の様子を見たところ、岸辺の枯れヨシを集めて作った巣で、なんとコブハクチョウが卵を温めていました。毎年初夏の頃に、孵った雛の姿が地方新聞に載る程度に有名なのですが、今の時期から子育てを始めているとは知りませんでした。

 そばで地元の方が見守っていらっしゃったのでお話を伺ってみたところ、どうやら30年ほど前に一つの番いを連れて来て以来、その子ども達が少しずつ増えて来て、今は50数羽までになったとの事です。雛そのものは毎年5〜7羽が誕生するらしいのですが、カラスやトビに襲われたり病気になったりする過程で、最終的にその年に産まれた中で無事に成鳥となれるのは1羽いるかどうかだとか。
 卵を温める姿や雛は微笑ましいものではありますが、本来日本には生息していない種ですし(地元の方はそれをご存知なかったですが)、ここには人為的に持ち込まれたという背景があるので、今後の状況を思うと何とも複雑な心境です。

Tobi
トビ

 そんなコブハクチョウの卵を狙って(?)か、トビが風に乗りながらしきりに地面を気にしていました。

Kizi
キジ♂

 湖を離れ、昨年の4月にシオカラトンボの羽化を観察した水域の様子も見てみましたが、流石にヤゴ等の動きはまだありませんでした。
 その代わりと言ってはなんですが、山に沿った道を歩いていると運良くキジに出遭遇。辺りに薮が無い場所だったので、わずかな低木が生えている裏に素早く陣取ると、あとはひたすらこちらの様子を伺っていました。キジは出くわすとすぐに薮に隠れてしまうので、その姿を直にじっくりと観察した事はほとんどありませんでしたが、改めて見ると中々に綺麗な色をしているものですね。

山梨県 2016年3月27日

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